カテゴリ
以前の記事
2016年 11月 2016年 10月 2016年 01月 2015年 12月 2015年 11月 2015年 10月 2015年 07月 2015年 06月 2015年 05月 2015年 04月 2015年 03月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 09月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 フォロー中のブログ
外部リンク
その他のジャンル
ブログパーツ
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
食べ物にあたることって誰しもが一度や二度経験していると思うな。僕の場合は、ホタテガイをバターでソテーしたものだ。食べてから数分後に、猛烈な吐き気と下痢に襲われた。飲みに行っていた先での出来事だったので、すぐさま帰宅して嘔吐と下痢の繰り返しである。これは、もう味わったことのない辛さであった。
翌日も、午前中いっぱいは仕事にならなかった。一緒に行った友達は平気そうな顔をしていたけれど、その日の夕方に症状が出たということである。魚介類であたったらその食べ物を食べると必ずあたると言われているが、その後も僕はホタテガイを食べても平気であった。 僕が、まだ幼かった頃、父親と一緒に大阪の千里にある伯父さんの家へと行って帰り際に、父親が苦しそうに、次の駅で降りるからと言った。目的地の大阪まで随分と早めに降りたものだと訝しげに思っていたら、父親がここで待っておくように言われた。父親の後姿は、何とも言えず悲しげだった。 後は、知っているだけで牡蠣にあったた人がいる。物凄く苦しくて、二度と牡蠣は食べられないと嘆いていた。勿体ない話である。牡蠣はとても美味しいのにと思いながら牡蠣であたったら、その後も牡蠣を食べたら必ずあたるということなので、返す返すも残念としか言いようがない。 生牡蠣はあたりやすいということなので、出来るだけ生牡蠣を食べないようにしている。本当は生でも食べたいところだけれど。牡蠣フライや、お鍋に入れた牡蠣を食べるように心がけている。でも、生牡蠣は、とても美味しいのでこの誘惑に耐えられないといけない。牡蠣フライも美味しい。しかし、熱を通すと若干ではあるけれど、牡蠣の魅力が半減するような気がしてならない。まあ、牡蠣フライもタルタルソースで食べる分には美味しいけれどね。 食あたりほど、苦しいものは無い。その中でも苦しいのが、僕が聞いた限りでは生牡蠣を食べてあたったというのが最も苦しそうである。旅先ならなおのこと苦しさと、観光地巡りをしたいと言う気持ちの狭間で揺れ動くであろう。想像しただけでも、苦しさは充分に伝わってくる。まあ、ホタテガイであたったことくらいで騒いではいけないという気がする。 当時行きつけの居酒屋では、そんなことが結構出てきた。それから数年後、その店はつぶれていた。そりゃそうだろう。居酒屋の末期になると店主もやる気をなくしておざなりな料理しか出さなかったと聞く。それでは、プロの料理人としては失格である。自然と足が遠のいていった。これが、僕の食あたりの経験である。
by yoshibou225
| 2014-03-09 06:55
|
ファン申請 |
||